江東区

ご利用ありがとうございます。感震ブレーカーのお申込受付は終了しました。

感震ブレーカーのご案内

目的と取り組みについて

江東区民の皆様へ

震災時における電気に起因する火災抑制を目的とし、感震ブレーカーの設置を推進することにより、災害に強い地域づくりを目指します。以下対象地域の方に今回無償で配付設置いたします。

対象地域

三好2丁目/亀戸3・5丁目/大島2・7丁目/北砂3~7丁目/東砂4・5丁目/南砂4丁目

感震ブレーカーの必要性

  • 大地震発生時の火災発生原因の
    半数以上が電気関係

    東日本大震災における火災発生原因※日本火災学会誌「2011年東日本大震災 火災等 調査報告書」より

  • なぜ電気で火災?

    • 使用中の電気器具の破損
    • 転倒等
    • 地震の揺れによってスイッチが入ったことによる火災
    • 通電火災

    通電火災とは?

    • 地震の揺れによる停電からの復旧に伴って発生する火災のこと
  • 通電火災発生のメカニズム(電気ストーブを例に)

    1. ①大地震で停電が発生。ストーブが停止。
    2. ②地震の揺れでストーブに洗濯物が落下。
    3. ③居住者はブレーカーを遮断せず避難所へ。
    4. ④電力が復旧。ストーブに通電が始まる。
    5. ⑤乾いた洗濯物に引火して火災発生。
  • 通電火災の事例

    • 損傷した配線などに再通電して発火
    • 洗濯物がストーブに接触した状態で再通電して発火
    • 損傷した照明器具が可燃物に触れた状態で再通電して発火
    • 水槽のヒーターが空焚きになって発火

    通電火災は地震発生時に外出していたときにも発生の可能性があります

  • 簡易型感震ブレーカーとは?

    あらかじめご家庭のブレーカーに設置しておくことで

    1. ①地震の揺れで自動的にレバーが作動
    2. ②ブレーカーのメインスイッチを落とす
    3. ③停電から復旧しても電力が遮断されたままになる

設置可否のチェック

下記に当てはまる場合は設置できないことがあります。

本体設置の可否について

  1. 1.

    家庭用電源を用いて動作する「生命維持に関わる医療器具」を使用している。

    確実に動作する補助電源をお持ちの場合に限り設置可能です。補助電源が無い方は設置できません。

  2. 2.

    分電盤が以下のような特殊な形状である。

    1. ①分電盤の形状が木製である(設置できません)。
    2. ②アンペアブレーカー又は漏電ブレーカーのストロークが長い(設置できません)。
    3. ③アンペアブレーカー又は漏電ブレーカーの幅が広い(設置できません)。
    4. ④アンペアブレーカー又は漏電ブレーカーの容量が60A以上である(設置できません)。
    5. ⑤既に感震センサー内蔵タイプの分電盤を使用している(設置の必要はありません)。
    6. ⑥フタ付き分電盤の場合、「設置を希望する」でお申し込みください。
    7. ⑦その他、特殊な分電盤では簡易型感震ブレーカーを設置できない場合があります。
      「簡易型感震ブレーカー無償配付のお知らせ」に同封されている『実物大台紙』で器具を設置するスペース(縦10㎝×横7㎝以上)があることをお試しください。分電盤の形状が上記にあてはまるか判断が付かない、ご不安がある方は「設置を希望する」でお申し込みください。
    • ➀木製分電盤

    • ②ストロークが長い

    • ③幅が広い

    • ④アンペアが高い

  3. 3.

    ホームセキュリティに加入している。

    設置作業を行う前に加入されている警備会社への連絡が必要です。作動確認時の停電によって、警備員が出動し出張料金が発生する場合があります。

  4. 4.

    太陽光発電設備・エネファーム設備・プラグインハイブリッドカー接続設備がある

    当該設備を設置した業者さんへ設置可否・停電復旧時の操作についてお問い合わせください。

器具の設置について

下記項目について、あらかじめご確認の上、お申し込みください。

  1. 5.

    簡易型感震ブレーカーの設置に際して

    必ず「設置に関する手引き」をご確認頂いた上で設置をお願いします。

    設置時の動作テスト時に停電が発生します。

    パソコン、録画機器、炊飯器等の電機製品の電源が切れている事を確認してから設置してください。

    設置作業時に生じたトラブル・不利益について、一切の責任を負いかねます。

  2. 6.

    設置後について

    簡易型感震ブレーカーは地震の揺れによって電力を遮断する装置です。電力遮断によって照明器具の消灯・電子機器や家電類への通電停止が発生しますので、あらかじめご理解いただいた上でお申し込みください。

    設置後は申込者(同居者を含む)が簡易型感震ブレーカー等を適切に管理してください。簡易型感震ブレーカー等の設置後に発生したトラブル・不利益について、江東区並びに製造業者は一切の責任を負いかねます。

よくあるご質問(FAQ)

事業関連

この事業の目的を教えてください。
震災時における電気に起因する火災抑制を目的としております。
この事業(感震ブレーカー配付)は、いつからいつまで行っているのですか?
2023年9月1日から2023年11月30日まで、配送・取付は2024年2月までとなります。
はがき送付の対象は、どのような基準で決めていますか?
また、全体でどのくらいの規模になりますか?
令和5年7月1日現在で、江東区に住民登録をしている世帯のうち、不燃化特区を含む町丁目および地震に関する地域危険度測定調査[第9回](東京都都市整備局)における火災危険度4.5の地域(三好2丁目/亀戸3・5丁目/大島2・7丁目/北砂3~7丁目/東砂4・5丁目/南砂4丁目)39,000世帯を対象としています。
はがきが届いたのだが、説明して欲しい。
本当に江東区からの送付物ですか?
江東区が火災抑制のために感震ブレーカーの配付を行うこととなりました。ヤマト運輸㈱が江東区より受託をし、ヤマトグループにて対応させていただいております。
どういう経緯で感震ブレーカーを配付することになったのですか?
令和4年5月、東京都は首都直下地震等の新たな被害想定を公表し、その中で、感震ブレーカーの有効性を示しました。このことを契機に、感震ブレーカーの普及に向けた検討を重ね、このたび配付を実施することとなりました。

商品関連

感震ブレーカーはどこの製品ですか?
株式会社リンテック21(本社 東京都品川区)製です。
感震ブレーカーとはどういう役割のものですか?
大きな揺れを伴う地震による停電から復旧する際に発生する火災を通電火災といい、その通電火災を抑制するために設置いただくものです。
また、大きな揺れにより落下した可燃物が熱源を有する電器製品に接触した場合に発生する火災、また、大きな揺れにより破損した電器製品からの出火も抑制します。
感震ブレーカーはどのくらいの震度で作動しますか?
感震ブレーカーの本体が震度5強以上の揺れを感知した際に作動します。
感震ブレーカー設置場所は?
漏電ブレーカーまたは、アンペアブレーカーへ取り付けていただきます。

配送関連

今日受付をするといつ届きますか?(WEB)
7日程度お時間を頂いております 順次発送いたします。
今日受付をするといつ届きますか?(はがき)
14日程度お時間を頂いております 順次発送いたします。
誰が届けてくれますか?
ヤマト運輸株式会社 ヤマトホームコンビニエンス株式会社
届く前に連絡がきますか?
設置あり分は当日、家財宅急便、ヤマトホームコンビニエンス株式会社からお電話いたします。設置なしは連絡はございません。ヤマト運輸 宅急便で発送いたします。
不在票が入っていた。再配達して欲しい。
【設置あり】電話番号:0120-008008
【設置なし】電話番号:0120-01-9625
へご連絡願います。
配送業者と荷物のサイズを教えてください。
【設置あり】ヤマトホームコンビニエンス 80サイズ
【設置なし】ヤマト運輸 サイズ60

その他

夜間に停電したら暗闇の中で避難経路を見失うのでは?
避難経路を見失わないように、懐中電灯または停電時に自動点灯する照明を用意しましょう。
電話窓口の営業時間と休みを教えてください。
当窓口は、平日9:00~17:00まで開設しております。
なお、土日祝日、及び年末年始(12/29-1/3)はお休みとなっておりますので、ご注意ください。